筆者の紹介

著者の紹介:陳錫勲。光学分野のエキスパート(台湾大学物理学部卒。最高学歴・コンピューター学博士号。現在、光学の研究開発に従事)。台湾の著名な眼科医や視覚光学学部長と視覚光学関連理論を共同研究。また筆頭著者として2名の共同研究者とScience Americaにおいて関連の論文を発表。

児童の近視の割合が上昇し続ける現状において、多くの近視の子供をもつ親が近視についての知識を得て最善策をとりたいと考えている。

インターネット上の近視に関する文章は支離滅裂であったり、解釈が明確でなかったり、論理的でなかったり、無理やりの空論であったり、間違いを招くものも存在する。誰も効果的なアドバイスを提示できない中、筆者はいくつかの簡潔な文書により、近視の原理と処置の知識をまとめ、近視・老眼に効果的な対策を発表しており、且つその内容はできるだけ厳格且つ理解しやすいものを目指している。更に、わかりやすい説明に加えて、インターネット上に類似データのリンクを貼り、比較を提供している(言い方は筆者と同一とは限らないため、読者の方で理知的に判断いただきたい)。不安を抱えている親が近視の理由・対策を明確に理解することを願っており、近視の児童が視力を回復する、または近視度数が上昇する速度を抑え、健康な目を保つ手助けをしたいと願っている。一部内容(第6篇)は筆者の発明に関連しており、広告的であると懸念する場合、ご自身で閲読を判断ください。

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近視光学理論を語る(一):何故、人は近視になりやすいのか。

「何故、人はこれほど近視になりやすいのか?」という疑問をずっと抱えてはいないだろうか。統計に基づくと、台湾の大学生における近視の割合は85%に達しており、世界1位である。また、中国は2020年までに人口の50%が近視となる、と予想されている。欧米の児童における近視の割合はかつては10%であったが徐々に高まり、30~40%にまで増加している。全世界において2030年までに人口の50%、49億もの人々が近視になると予測されている。特に600度を超える重度の近視はその他眼疾患を非常に引き起こしやすく、更には失明の危機を招く、とも言われており、世界保健機関(WHO)が早急に対処しなければならないとする「視覚2020」の5大優先事項の1つに数えられている。2050年には世界で10億もの人々が近視により失明の危機となることが予想されている。現代人は目で近くのものを見る必要性が高まっており、目の健康のために対策をとらなければ、その生涯において失明となる確率は高まる。

視力、特に遠くを見る視力は、太古の時代においては生存における重要な技能であった。例えば、食料を探したり、狩猟者に身体を潜める場合、非常に優れた望遠視力が求められた。多くの弱小生物は生存のためにとても敏感な視覚を有している。医学的にみると、目において近視の免疫を発展させることはあまり難しいことではない。では何故、近視要因を有する人類は進化において、近視の免疫要因を有する人類または類似の種は淘汰されてしまったのか。事実、半数以上の人類が近視という問題を抱えている。

医学において、5%の遺伝的要因以外に、「近くを長時間見る」ことが近視の主な原因であることがすでに証明されている。では日常生活において、いつ近くを長時間見ているのかを考えてみよう。テレビを見る行為はどうであろう。2~3メートル以上の距離がある場合、近くを見ているとは言いがたい。食事や着替えにおいては、近くを見てはいるが、長時間凝視しているわけではない。近くを長時間見る主な行為は、読書や執筆活動であろう。近年は、携帯電話、タブレット、パソコンを見る機会も増加している。文字は人類の文明生活参入において重要な鍵を握っている。しかし、文字があることによって、人類の目を使う習慣も変化した。文字がない時代、人類が長時間近くを見ることは極めて少なかった。よって、近視は文明が発達する前、太古の時代の人類において発生する機会が極めて低い視覚問題であった。これはまた、何故、近視要因をもつ人類が進化により淘汰されなかったかを説明している。人類が文字を発明してから、近視は少数の識字者グループに蔓延した。教育の普及により、近視も普及した。近年では、スマートフォンやタブレットPCはほぼ1人1台となっている。人類の近視はこれにより常態となった。多くの近視の治療や矯正方法が育まれ、誕生している。近視用眼鏡をかける、コンタクトレンズをつける、レーザー矯正、角膜用レンズなど、これらはが矯正における主な方法である。一方、治療効果があるのは散瞳薬のみである。しかも散瞳薬の効果も最も疑わしいとされている。散瞳薬が本当に近視を治療できるのであろうか。次の「近視光学理論(二)を語る」でこれを確認する

図1.敵から身を守り、狩猟することが動物の主な生存活動である。人類の目は生まれつき、長時間遠くを見る時、毛様体筋が完全にゆるみ快適な状態となるため、遠くを長くみても疲れないようになっている。

図2. 文明が誕生した後、主に近くで本を読むようになり、目の自然な機能に反するようになった。毛様体筋を使いすぎると眼軸長の発展に異常が生じ、近くはよく見えるが、遠くはぼやける状態の近視となる。

図3. スマート製品の誕生後、携帯電話/タブレットPC/パソコンの文字はより小さくなり、より近くに寄らないとはっきりと見えなくなった。また動画の放映時間が長くなり、更に長い時間近くを凝視することで、近視のリスクは更に高くなった。

図4. 結論:より近くをより長時間みると、近視のリスクは高まり、近視の度数も高くなる

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近視光学理論(二)を語る 散瞳薬で本当に近視は治療できるのか

インターネット上で、散瞳薬で仮性近視を治療できるという文章をよく目にすることがある。しかし、散瞳薬は近視の進行を抑えることができるだけで、近視を治療することはできない、とも言われている。散瞳薬をさすと、光が眩しくなり、近くをみるとぼんやりとして勉強を妨げることとなる。近視をもつ児童の親として、医師が散瞳薬を処方した場合、さすべきか、ささないべきか、頭を悩ますこととなる。一部児童は生活の不便さに耐え、散瞳薬を数年間さしている。その親たちも一体いつまでさせばいいのか、懐疑的となっている。保護者の疑念を解くことができるよう、以下に近視と散瞳薬の関連知識を説明する。

大多数の児童が毎日多くの宿題という勉強のストレスから、『長時間近くのものを凝視する』という近視要件に陥っている。毎日2~3時間、更にはそれ以上『長時間』、僅か30~40cm、更にはもっと近い距離で本や宿題ノートをずっと見ていることが、『近くのものを凝視する』ということである。このような状況では、近視を免れることは非常に難しい。

幸いにも、初期の近視は通常、『仮性近視』である。早めに発見し、早めに処置すれば、視力は回復する。近くのものを見る時、眼球内の毛様体筋は収縮し、水晶体の膨張曲線は大きくなり、近くを見るほど毛様体筋の収縮層は力が必要となる。毛様体筋が長時間力を入れると、容易に筋を痛め(痙攣し)、ゆるんだ状態に回復できなくなる。これにより、目の焦点は常に近くを見ている状態に調整され、遠くを見るとぼやけることとなる。この状態が『仮性近視』である。近くを見ることをやめて、目の毛様体筋を長時間休ませると、視力は自然と回復する。より早く回復させる方法が散瞳薬をさすことである。毛様体筋は散瞳薬の薬効により迅速にゆるみ、仮性近視は消え失せ、何もなかった状態となる。

このように問題がシンプルなものであれば、無数の児童の親は悩むことはないわけである。また、散瞳薬を数年ずっと使い続けているというケースもなくなるはずである。散瞳薬が有効かどうかではなく(医学上、散瞳薬は絶対的に有効である)、児童が『長時間近いものを凝視する』行為を停止することができるか、を追及しなければならない。道理上は簡単に見えるが、実行は難しい。毎日たくさん本を読み、たくさん宿題をこなさしければならない。近くのものを見ないわけにはいかないのである。散瞳薬をさすと毛様体筋鬆はゆるむが、勉強や宿題すると毛様体筋はまた収縮し痙攣する。勉強や宿題を継続することで散瞳薬の作用はかき消される。これが、散瞳薬による仮性近視の治療が失敗する原因である。

宿題があれば、散瞳薬も仮性近視を救うことはできない。長期間、毛様体筋が緊縮し、水晶体が膨張した状態において、眼球の眼軸長も迅速に成長する。『真性近視』の眼球の眼軸長の成長は不可逆的な反応である。眼軸長が長いことによる真性近視は矯正できるのみで、治療して視力を回復させることはできない。

それだけではない。真性近視の度数は累積され続け、近視となると、元々本を読んでいた距離ではぼやけて、必ず眼鏡で矯正する、または更に近づけて本を読むこととなる。眼鏡で矯正した後、30~40センチの距離で本を読んでも、更に近視度数が高まる。または眼鏡をかけないでより近い距離で本を読むと、近視はより度数が高くなり続ける。この時、散瞳薬をさすと、目の毛様体筋がゆるみ休息し、近視の度数の加速は抑えられる。

ここまでで、散瞳薬は確かに毛様体筋をゆるめ、長時間近くを見ることでの悪影響を抑え、仮性近視を回復させる、または真性近視の度数が高まる速度を抑えることができることが徐々におわかりいただけたことであろう。しかし、散瞳薬は光が眩しくなり、近距離がぼやけるという副作用をもたらし、患者の生活が困難なものとなる。私は個人的に、生活上の問題は児童の身体発達に影響をもたらす可能性があり、これは長期的な対策ではなく、2~3日の短期治療のためのものであると考える。長期的な『長時間近くのものを凝視する』問題の解決こそが、より有効的な対策である。もちろん、『長時間近くのものを凝視する』という問題を効果的に解決する前段階で、散瞳薬をさして近視の度数を抑えることは最後の手段である。

では、どのように『長時間近くのものを凝視する』という呪縛を解くことができるのであろうか。続いての「近視光学理論(三)を語る」でこれを説明する

図1. 近いものを凝視する時間を減らす、または近いものの視覚距離を延ばすことは、近視防止に効果がある

図2. 散瞳薬での仮性近視治療効果は至近距離での勉強により消される。近くを見る行為による真性近視の度数増加リスクは散瞳薬により抑えることができる

図3. 近くを見る行為を遠くを見る行為に変え、散瞳薬をさすことは数日間の短期且つ暫定的治療である。遠くを見る行為を維持することで散瞳薬による治療を停止し、生活にもたらされる長期的な問題を回避させることができる。しかし、遠くを見ながら本を読み、文字を書くとは?

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あなたの子供は近視という運命?

専門家は、5%の遺伝的要素に加えて、『長時間、近くのものを見る』ことが近視の主な要因であることを実証している。あなたは子供に長時間、近くのものを見ないようにすることができるだろうか。これは極めて難しい任務である。読書、書き取り、パソコンを見る、携帯電話で遊ぶなど、全て長時間、近くのものを見る要素が含まれている。子供が勉強を始めたと、近視となるリスクが影のように伴うこととなる。統計に基づくと、台湾の学童の近視の割合はすでに85%にまで達している。

近視の始まりは通常、仮性近視である。長時間、近くのものを見ることで、眼球の焦点を調整するための毛様体筋が長時間力を入れすぎる状態となり、筋を痛め(痙攣し)ゆるめられなくなってしまう。散瞳薬という薬をさせば毛様体筋はすぐにリラックスできる。または長時間、近くのものを見ずに目を休めれば正常な視力に回復することができる。簡単に思えるかもしれないが、問題は視力回復後、その視力をどのように維持するか、ということである。子供が本を読まず、書き取りをせず、携帯電話を使わないことができるのだろうか。これは非常に難しいことである。元の長時間近くを見るという目の習慣を維持するだけで、近視はすぐにやってくる。散瞳薬の薬効がやや消えたら、学業が遅れることを恐れ、すぐに本を手に取り勉強を始める場合さえある。これでは散瞳薬は効果を発揮できない。よって臨床において、散瞳薬で失敗した両親がこのような困惑した質問をすることを多く見ている。「散瞳薬はどれくらいの割合でさせば、効果があるのでしょうか。」重要なポイントは、散瞳薬をどれくらいの割合でさすか、ではなく、子供の目を使う習慣を改善したかどうかである。近くで物をみる時間が短縮する、または書き取りや携帯電話で遊ぶ時の視覚距離を伸ばせば、仮性近視はすぐに消え失せるのである。

近くで物をみる時間を短縮するということは、必ず熱心に勉強する時間が減ることを意味し、学業の成績が落ちるリスクを伴う。携帯電話で遊ばせない場合も、子供の楽しみを奪うこととなり、非現実的で困難である。最も成績や楽しみの選択に影響を与えないことは、読書や字を書く際の視覚距離を伸ばすことである。しかし、字体と画面を大きくしない限り、視覚距離を離すと、目の識別能力が下がり、容易に眼球疲労をもたらすこととなる。更に、視覚距離を伸ばすと両手での操作の範囲を超える可能性もある。自然な読書・書き取りの視覚距離の限度は大体40cmである。視覚距離を伸ばすのであれば、必ず新たなテクノロジーのサポートが必要となる。

ここに実現可能な方法を紹介する。物理光学において、凹面鏡のイメージング原理は物体を数倍に拡大することができ、画像は物的距離の数倍遠くに離される(詳細は「近視光学理論を語る(六)を参照のこと」。この光学技術をうまく利用すると、児童が長時間近くのものを見るという問題を解決することができる。この光学装置の下部に、本、ノート、携帯電話を置く。目が見つめるのは2メートル以上の視覚距離であり、且つ5倍に拡大されている。これで、児童が近くを見ることによる弊害を大幅に下げることができる。仮性近視患者は散瞳薬をさし、このような光学装置を使用すればよいのである。3日以内に仮性近視は消失する。またはすでに真性近視である場合、このような光学装置を用いて書き取りをやれば、近視度数を効果的に抑えることができる。より深い原理分析は次の「近視光学理論を語る(四)」で紹介する

図1. 遠距讀での書き取りの図。30cmの視覚距離で、遠距離投射方式で2mの視覚距離を得ることができる。

近視度数の換算と潜在的リスク

遺伝的要因を除き、医学研究では、近視の最も主な原因は長時間、近くのものを凝視することにあることを一致して指摘している。では、近くのものを凝視するとなぜ近視になるのか。この章では、光学理論を用いて実際に近くのものを凝視することにより何度の近視がもたらされるリスクがあるかを計算する。理論は難しいと思われる場合、四角の中の公式を覚えていただければ問題ない。

一般的に何度の近視かは、0度に矯正するまでに必要な凹面レンズの焦点距離(cm)により計算される。例えば、近視が100度の場合、焦点距離が100cmのレンズをかけることにより0度まで矯正することができることを意味している。0度とは、目から6mの距離にある視力検査表で、1.0の視力となることを指す。つまり、焦点距離100cmのレンズをかけた時、遠くを見てもぼやけないということである。焦点距離100cmの凹面レンズの機能は、遠方(6m以上)の距離の物体を100cmの位置にあるかのように調整し、近視100度の患者にはっきりと見えさせることにある。

上述の原理と同様に、近視300度は焦点距離33cmのレンズをかけて遠方の物体が33cmの位置にあるかのように調整する。近視500度は焦点距離20cmのレンズをかけて遠方の物体が20cmの位置にあるかのように調整する。

換算公式を整理すると以下の通りである。

10000 ÷ レンズ度数 = 遠方の物を調整した後の位置距離
10000 ÷ 遠方の物を調整した後の位置距離 = レンズ度数

凹面鏡の機能を理解いただけたのであれば、目の毛様体筋と水晶体の機能を説明しよう。実際、目の水晶体の焦点距離は毛様体筋が調整を担っている。この機能はちょうど近視レンズの機能と反対である。視力の正常な目は、毛様体筋がゆるんでおり働いていない状態で、水晶体はやや平行にひっぱられている。焦点距離の調整は遠方を見る時、焦点はちょうど網膜に落ち、目がはっきりと見える状態となる。一方、近くを見る時、例えば33cmの位置にある物体を見る時、毛様体筋は力を入れて収縮し、水晶体は膨張してやや丸い状態となる。33cmの位置にある物体が6m以上遠方にあるように焦点が網膜に落ちることで、目は33cmの位置にある物体をはっきりと見ることができるようになる。長時間、このような状態が保たれた場合、毛様体筋は長時間の働きで筋肉が痙攣し(筋を痛め)、ゆるんだ状態に回復できなくなり、300度の近視(仮性近視)となる。遠くがぼやけ、33cmの位置がはっきりと見える状態である。長時間近くをみるとなる近視はこのように形成される。以下、近視リスク度数の公式である。

10000 ÷長時間近くを見る距離 = 近視リスク度数。

よく目にする近視予防の法則の一つが、学童が本を見る距離を40cmに保つことで近視を予防できる、というものである。公式計算に基づくと、40cmの距離でも250度の近視リスクが存在する。33cmの距離で本を読むと300度の近視リスクがあり、20cmで本を読むと500度の近視リスク、15cmで本を読むと670度の近視リスクとなり、これより低いだけである。このように、子供が本を読んだり書いたりする距離を保持しても、近視のリスクはなくならない。リスクがやや低くなるだけである。字の大きさと手の長さには限度があるため、本を読む距離をより伸ばしても、最高で40cmである。一方、テレビを見ての近視のリスクは非常に低い。テレビを見る場合、少なくとも2.5~3mの距離があり、3mの距離でテレビを見た場合の近視のリスクは僅か33度である。本を読むことでの近視のリスクより遥かに低いのである。事実、テレビを見ることは近視となる主因ではない。欧米の子供たちがテレビを見る時間はアジアの子供たちよりも非常に少ない。しかし、欧米の子供の近視の割合は10%前後を常に維持していたが、最近はスマートフォンやタブレットPCの問題により40%前後まで上昇している。

20cmの距離で本を読んで僅か500度の近視リスクであるならば、近視600~700度、更に1000度はどのように形成されるのか。近視度数は累計である。例えば近視300度になった後、元々33cmの距離で本を読んでいた場合、すでにこれが困難となり、児童は能動的に更に近い距離で本を読むようになる。例えば20cmの距離で本を読むようになると、近視リスク度数は自然と500度に高まる。児童が眼鏡で矯正して0度にし、33cmの距離で本を読むことを保った場合、元の300度の近視度数に加えて、更に300度の近視リスクが徐々に形成される。このように、矯正用眼鏡をかけるかけないに係らず、近視度数は常に増加するリスクを有している。つまり、正確な矯正眼鏡をかけてもかけなくても、近視度数の増加は避けられない。ではどうすれば徹底して近視度数の増加を防止することができ、更には根本的に近視形成を予防することができるのであろうか。次の近視光学理論を語る(五)で説明する

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近視光学理論を語る(五):近視は病気?

ウィキペディアでは疾病を以下の4種類に分類している。病原系疾病、栄養欠乏系疾病、遺伝系疾病、心理系疾病である。遺伝は近視要因の一つであるが、大多数の近視の主な起因は遺伝によるものではない。よって、近視は疾病ではなく、生活を不便にする、ある種の特徴(近くははっきり見えて、遠くがぼやける)である。例えば、背がとても低い場合、バスケットボールでシュートを決めるのには不利である。背がとても高い場合、戦闘機のパイロットとしてコックピットに入るにはあまりにもきついのと同じである。近視は病気ではないため、治療のための薬はない。また、疾病予防と同一の方法で予防することはできない。例えば、非常に目に良い栄養補給、例えばビタミンA、ルテイン、カロチン、枸杞などは、目をやや強くすることができるかもしれないが、近視予防の効果はほぼない。近視は病気ではないものの、600度を超える重度の近視がもたらすその他目の病変は非常に深刻である。例えば、白内障、緑内障、飛蚊症、網膜変性、黄斑変性症など、更には失明もある。近視による損傷は絶対的に無視できないものである。特に児童の近視である。児童は今後も長い時間、近くのものを見る機会が多く存在する。度数は制御が難しく、容易に重度の近視になりえる。

もう一度、強調させてほしい。医学上、すでに『長時間、近くのものを見る』ことが近視の主因であると証明している。原因は知っていても、結果が伴うわけではない。理論上、原因の成立を回避すれば、近視という結果は発生しない。『長時間』+『近くのものを見る』ことが同時に成立してこそ、近視となる。近くのものを見る時間を短縮できれば、例えば、30分本を読む毎に10分、遠くを見るよう休息すれば、『長時間』という条件が打破される。さもなければ、近くの物と目の距離を離して、『近くのものを見る』条件を打破することもできる。例えば、元々30~40cmであった距離を200cmまで伸ばす。これも悪くない方法である。

医師は常々、本の字が小さすぎたり、本を読む際の照明が暗すぎて読みにくいと容易に近視となる、と警告している。実際は、よく見えないことは近視の直接的な原因ではない。目に力をこめて木の上の小鳥の羽毛を長く見ていても、近視とはならない。字が小さい、照明が暗いと、児童ははっきり見えないため自然と本との距離を縮めよく見えるようにする。距離の短縮こそが近視となる真の原因である。理論上、本や携帯電話を遠く離すことは近視防止に一役買う。しかし、手の長さには制限がある。本を読んだり書いたり携帯電話で遊ぶ際、遠くといっても手が届く距離であり、最も遠くでも40cmは超えない。40cmの近視リスク度数は250度ある。同様に、字が小さい場合、距離を離すと力が入り、理論上、本や携帯電話、タブレットPCなどの視覚距離を伸ばすことは近視防止に確実に役には立つが、実際的な方法ではない。

本や携帯電話、タブレットPCの視覚距離を伸ばすことが近視防止に役立つと知っていても、単純に実際に本や携帯電話、タブレットPCを遠くに置いてもしょうがない。しかし、科学の力を利用して、光学的方法を導入すれば、解答が得られるかもしれない。筆者は高級車で使用されているヘッドアップディスプレイ(HUD)に類似した光学構造により本や携帯電話との視覚距離を伸ばす方法を紹介する。高級車で使用されているヘッドアップディスプレイ(HUD)は運転情報を凹面鏡光学原理の利用により拡大し、車のフロントガラス前方2mの位置に投射するものである。ドライバーは頭を低くして目の焦点距離を調整することなく、道路状況に注意を払えると同時に、運転関連情報を確認することができる。同様の原理が近視防止の用途に使えるかもしれない。

本や携帯電話、タブレットPCをヘッドアップディスプレイ(HUD)と同様の原理を利用して、児童の2m以上前方の距離に投射した場合、近視の防止や近視度数の抑制に役立つであろう。近視光学理論を語る(四)で説明した近視リスク度数に基づくと、以下の通りである。

10000 ÷長時間近くを見る距離= 近視リスク度数

長い間2m以上の距離を凝視すると、近視リスク度数は約50度以下である。近視50度では眼鏡は不要である。眼鏡をかけず2m以上の距離を保ちながら、本を読んだり、書いたり、携帯電話で遊べば、理論上、近視度数は累積されない。その理由は近視光学理論を語る(四)の説明を読んでいただければわかる。更に凹面鏡光学原理がどのように読書や書き取り、携帯電話で遊ぶ際の視覚距離を2mにできるか、その技術については、引き続き、近視光学理論を語る(六)を閲読してほしい

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近視光学理論(六)を語る 視覚距離2m以上で読書し、書き取りをし、携帯電話やタブレットで遊ぶ

高校の物理光学篇での凹面鏡イメージングの遠くに画像を拡大できる原理で、凹面鏡の反射により物体のイメージを実物の数倍に拡大し、物体から凹面鏡への距離の数倍の位置に映し出すことができる。凹面鏡の遠距離イメージング拡大アプリケーションはすでに高級車のヘッドアップディスプレイ(HUD)に応用されている。凹面鏡の遠方拡大を利用して1.8インチのモニターを自動車のフロントガラス外前方2m以上に投射し、9インチの透明モニターとすることで、ドライバーは頭を下げて車内のダッシュボードを見ることなく、安全な運転を維持することができる。このような原理はまた、本や携帯電話のイメージを数倍に拡大し、数倍遠い位置にイメージングする。読書や書き取り、更には携帯電話で遊ぶという近視活動が遠視活動になる。

凹面鏡イメージング原理は現在唯一、真のイメージング遠距投射技術である。裸眼で各角度から2mの距離を感じることができる。児童が読書や書き取りで2m以上の距離を保つことができれば、姿勢の問題により距離が近すぎてしまうことを心配する必要はなくなる。

元々20~40cmの読書距離で凝視の時間が長ければ、250~500度の近視リスクがある。凹面鏡の遠方イメージング技術により本を2m以上の距離に投影すれば、長時間の凝視による近視リスクを50度以内に下げることができ、長時間近くのものを凝視することによる近視増加のリスクを大幅に減らすことができる。理論上、近視50度は矯正不要である。矯正しない状況で遠くを見て読書や書き取りをした場合、度数の累積を回避することができ、長期間、50度の近視度数を維持することができる。

近視度数制御の理論において、本を読んだりパソコンのモニターを見る時、近視度数が足りない眼鏡をかける、または近視でないものが老眼鏡をかけると、毛様体筋が焦点を合わせるために更にゆるむこととなる。道理にかなっているように見えるが、視覚神経系統内の視覚記憶と視覚経験が毛様体筋のゆるみと物体距離の遠近関係を記憶していることを忘れている。目が距離を判断すると、毛様体筋が当該距離のゆるみ具合により調整され、度数不足の近視眼鏡や老眼鏡の影響を受けないようにする。一方、度数不足により本を読んでいる者はよりはっきりと見るためにより近い視覚距離に調整し、近視度数が容易に上がる。眼科医が、度数があっていない眼鏡や近視を適切に矯正しないと近視度数が迅速に加速する、と常に警告するのも同様の道理である。

凹面遠距成像放大鏡,讓讀書寫字甚至操作手機等近視距的活動轉變成遠視距的活動,老花眼者原本看書操作手機感到吃力的,在凹面遠鏡成像放大鏡下使用,會感到相當舒坦輕鬆;未近視或已經矯正的視力的學童使用時也會因為睫狀肌不須用力而感到舒適,雖然有放大五倍,但因為距離遠,感受到放大比例不高,一旦近視度數增加超過100度閱讀上可能會開始感到模糊,家長正好可以監控學童近視度數的控制狀況,一旦學童反應遠視距讀書感到模糊時,表示他(她)的度數又增加了。

凹面遠距離イメージング拡大鏡は、レンズにブルーライト吸収材質を加えることができ、児童の目をブルーライトの過度な暴露による損傷を回避させることができる。

凹面遠距離イメージング拡大鏡は、本を読んだり、書いたり、更には携帯電話などの操作といった近距離での活動を遠距離の活動に転換させることができる。老眼の場合、元々本を読んだり携帯電話を操作することが苦痛に感じる。凹面遠距離イメージング拡大鏡を使えば、非常に快適に感じることができる。近視でない、またはすでに矯正された視力の児童が使用する場合、毛様体筋は力を入れることなく、快適に感じることとなる。5倍に拡大されているが、距離が遠いため、感じる拡大比率は大きくない。一旦近視度数が100度以上となると、読書においてぼんやりとすることとなる。保護者は児童の近視度数を制御することができるが、学童が遠距離での読書もぼんやりとしていると反応した場合、度数がまた増加していることを示している。

一般的な3D映画やテレビは3D効果により画面上のシーンに遠近をもたらしている。これは、両目の視差を利用してもたらされる効果である。実際のイメージング距離は目からモニターまでの距離である。3D映画やテレビのモニターは目と相当の距離があるため、目への損傷はあまり大きくない。現在流行のVR眼鏡も無限の遠近シーン効果を創造することができる。しかし実際のイメージング距離は人の目のイメージングにおいてクリアな距離に調整されている。通常、25~40cmで、重度の近視の場合、更に近くに調整されている。断言できるのは、VR/ARグラスの目への損傷は携帯電話やタブレットPCの比ではない、ということである。現在、近視度数を制御している児童や若者は、できるだけ長時間VR/AR製品の使用は避けるべきである。

凹面遠距離イメージング拡大鏡による遠距離読書・書き取りでの近視防止方法は、私の発明であり、初めての発表である。理論上、最も自然且つ最も安全、最も効果的な近視防止方法である。また、仮性近視の治療において散瞳薬以外の唯一の方法である。また、真性近視度数の制御において、散瞳薬とオルソケラトロジーレンズ以外の効果的な方法である。しかし、理論的に正確でも、臨床試験による有効性の実証が待たれる。現在、臨床試験の準備中である。

筆者は多くの眼科医と、遠距離イメージング拡大鏡の効果を討論してきており、その理論と効果はほぼ同一の認識を得ている。一部医師は、医師は患者を救い治療するのが天職であるが、営利上の必要性もあり、遠距離読書・書き取り方法が近視に真の素晴らしい治療効果がある場合、多くの高収益の近視矯正業を脅かす、と警告している。例えば、オルソケラトロジーレンズ、レーザー屈折矯正、更には近視患者の回診回数が大幅に減少する。何であれ、大多数の眼科医は民衆を念頭においており、遠距離読書・書き取り方法は有効であり、広く普及することができ、現在、世界で直面している近視普及の問題を解決することができる、としている。世界に対して少しでも貢献することが、私の最大の願いである。

図1. 凹面鏡の遠距離イメージング拡大原理は、物体の高さ(ho)を拡大して(hi)とし、距離は(do)から遠く伸ばし(di)とし、一般的に拡大倍率は約5倍に制御される。

図2. 高級車のヘッドアップディスプレイ(HUD)は車内の凹面鏡を利用してモニターを拡大し、遠くに伸ばし、フロントガラスの反射を通じてフロントガラスの外部2mの位置に表示する。

図3. 卓上型凹面遠距離イメージング拡大鏡は、手、紙、ペンにより遠距離イメージングを2mの位置で5倍に拡大できる。視覚は直接紙やペンを見るより30cmほど高くなり、頚椎保護の効果もある。

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近視光学理論(七)を語る:オルソケラトロジーレンズの效果

オルソケラトロジーレンズは、近視度数の増加抑制の効果が証明されている。しかし、仮性近視に対して治療効果はない。オルソケラトロジーレンズを装着する前にまず仮性近視の度数治療を行い、仮性近視の度数が真性近視の度数に転換する事態を避ける必要がある。

オルソケラトロジーレンズ自体は高価で、2年に1度交換する必要があり、徹底的に洗浄しなければ目に感染の危険がある。レンズはハードガラスで、衝撃により目の中で破裂するリスクもある。体積は非常に小さく、洗浄時や着脱時、容易に滑り落ちてなくしやすい。歪めて装着すると翌日、度数の矯正は失効となる。上述の欠点があるものの、オルソケラトロジーレンズの最大の長所は夜、寝る時に装着し、日中は近視がなくなるという利便性である。

オルソケラトロジーレンズの着用にも条件において制限がある。500度以上の近視では効果が悪く、1日の前半、視界がクリアでも、後半に視界がぼやけやすい。我が国(台湾)の法律では9歳までの眼球の発育が不安定な間は着用できない、と規定されている。また、ドライアイやその他眼疾患の場合も着用に不適切である。

オルソケラトロジーレンズは更に実証されていないリスクが存在する。理論上、オルソケラトロジーレンズの着用で近視度数の高まりが抑制される原理は、レンズの水晶体への圧により夜間、ゆっくりと硬くなった毛様体筋を開かせ、度数が高まるリスクを抑える、というものである。日中、目を使うと毛様体筋はまた緊縮する。このように不自然な反応による毛様体筋の緊縮と拡張は、毛様体筋の老衰を加速させ、老眼が早く到来する恐れがある。

オルソケラトロジーレンズを着用し、凹面遠距離イメージング拡大鏡の使用を追加することで、毛様体筋の緊張を避け、近視度数の増加抑制効果を高めるのみならず、老眼が早まるというリスクを予防することができる。

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近視光学理論(八)を語る:老眼と老眼鏡

カメラの焦点距離調整においては、前後の調整が必要とされる。人の目も迅速に焦点距離を調整している。その理由は視覚系統に記憶力があるためである。視覚経験を通じて物体の遠近に対し経験値を取得している。目は物体を見ると、ただちにその遠近を計算し、毛様体筋は計算された遠近によりそのゆるみを調整する。

老眼では水晶体の老化により弾力性が失われ、更に毛様体筋も老化により力が衰退する。よって近くのものを見た時、正確な焦点を得られなくなる。この時、老眼鏡をかければフォーカスをサポートすることとなる。しかし、視覚経験が近くのものを見ていると理解するため、毛様体筋は弱くなった力で硬くなった水晶体を引っぱろうとする。引っぱろうとするのに力がない為、毛様体筋は常に頑張っても無駄に終わる状態となる。よって、老眼鏡をかけて本を読んだり携帯電話を見る時、老眼鏡は閲読時のクリアな視覚維持をサポートするものの、目は遠くを見ている時のようにリラックスできず、老眼鏡で近くを見ると、目はすぐに疲れてしまう。眼球疲労において目を使い続けると、目の老化が加速される。

上述の理論の正確性はすぐに検証することができる。老眼鏡をかけた高齢者において同様の経験があるはずである。正確な度数の老眼鏡をかけると字ははっきり見えるが、30分も経つと目が疲れる。しかし遠くを長時間見ても疲れない。老眼の水晶体は焦点の問題において、ちょうど近視と反対である。しかし、老眼と近視で一致するのは、近くを見ると目が損傷し、遠くを見ると目が守られる、ということである。

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